私は音楽が大好きです、でもピアノやギターなどの既成の楽器を演奏することが出来ません。そんな私が音楽活動をするにはどうしたら良いかと試行錯誤した結果、生み出されたのがサウンド・オブジェたちです、彼らは変わった形をしていますが、ユーモラスな動きでアコースティックなライブの自動演奏を得意とする楽器たちです。私は今、彼らを使ったサウンド・インスタレーションで音楽活動をしています、演出された会場の様々な場所に何十種類ものサウンド・オブジェを設置して、立体的な音響空間を演出したものです。
私の音楽には始まりも終わりもありません、また音の組み合わせも偶然によるもので作曲したものではありません、会場に入った人々はさまざまな方向から無限の組み合わせで演奏されるサウンド・オブジェの音に出会い、いろいろな発見が出来る仕組みになっています。
私の音楽には特定のメッセージはありません、そして創り出した音楽を聴かせようとしているのでもありません、サウンド・オブジェたちは単にイメージ作りの道具にすぎないのです、私の音響世界を体感する事によって一人一人が自分自信のイメージを膨らませて音楽の感性を開いて貰いたいと思っています。
matsumoto_akinori.html

不思議美術家松本秋則

1951年に埼玉県に生まれる

自らを不思議美術家と名乗り、音の出る作品(音具)をサウンド・オブジェと命名し、その作品を使用してデパート、美術館、

野外などさまざまな場所で発表を続ける、近年ではアジアの芸能をヒントにしたサウンド・インスタレーションに力をそそぐ。

松本秋則